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エンドリケリー

エンドリケリーは、ポリプテルス目の1種である。
ポリプテルス(Polypterus)は、ポリプテルス目・ポリプテルス科に分類される魚の総称。条鰭類で最も古く分岐したグループとされるが、ハイギョやシーラカンスを含む四足類に近縁とする見解もある。また、多鰭魚(たきぎょ)という古称もある。

エンドリケリーの属する現生のポリプテルス目は1科・2属・10種ほどが知られているのみで、すべてがスーダン、ザイール、セネガルなどの熱帯アフリカに分布する淡水魚である。体長は30cmほどのものから1m近くになるものまで、種類によって異なる。

Polypterus は「多くの(Poly)ひれ(pterus)」という意味で、名のとおり背中に小離鰭(しょうりき)と呼ばれる菱形の背びれが10枚前後ある。ヘビのように細長い体は「ガノイン鱗」と呼ばれ菱形の鱗に覆われ、鼻孔は細い突起となって前方に突き出している。
うきぶくろは2つに分かれ、肺のように空気呼吸ができる。対鰭(胸びれと腹びれ)はつけ根に筋肉が発達し、四肢動物の腕のようになっている。稚魚には両生類の幼生のように1対の外鰓があるが、成長すると消失する。

これらの特徴から、エンドリケリーの属するポリプテルスは両生類と魚類とに進化する分岐点にある動物と考えられている。古生代から中生代にかけて栄えた硬鱗魚と同じような特徴をもち、現生魚のアミアやガーなどとも共通する。ポリプテルス自体も約4億年前のデボン紀に現れたといわれ、多くの生物が絶滅する中、現代まで絶滅せずに生き残ってきた。このためエンドリケリーたちは「生きている化石」「古代魚の生き残り」などといわれる。
 
おもな種類
ポリプテルス属 Polypterus とアミメウナギ属 Erpetoichthys の2属がある。ポリプテルス属は上あごが突出するパルマス(palmas)タイプと、下あごが突出し大型になるビッチャー(bichir)タイプとに分けられる。背びれの小離鰭の数も種類を判別するポイントとなる。アミメウナギ属はアミメウナギ1種のみが知られている。

<パルマスタイプ>
ポリプテルス・オルナティピンニス:パルマスタイプにおける最大種であり、体長60cm程度まで成長する。オルナティピンニスは「綺麗な羽飾り」の意味。タンガニーカ湖周辺およびコンゴ川流域に生息。背中はうすい緑褐色の地に細かいたくさんの斑点がある。

ポリプテルス・レトロピンニス:体長30cmほどの小型種。ザイールに生息。小離鰭は4-5本と少ない。

ポリプテルス・ウィークシー:パルマスタイプにおけるオルナティピンニスに次ぐ大型魚。コンゴ川中流域に分布。

ポリプテルス・パルマス:体長30cmほどの小型種。小離鰭は7-9本。ウムシーンでは知られており、別名のとおり、一部の個体に緑色が強く出るのが特徴。

<ビッチャータイプ>
ビキール・ビキール:体長は70cm-90cmと大型で、不確定ながら120cmという記録もあり、ポリプテルスの最大種とされている。小離鰭は17-19本とこちらも最多である。非常に希少な種類とされ、2003年に初めて日本に商業輸入された。

エンドリケリー・エンドリケリー:全長70cm以上になる大型種。小離鰭は11-14本。黄土色か褐色の地に不規則な黒いくらかけ模様がある。ニジェールやスーダンに生息。

エンドリケリー・コンギクス:エンドリケリー・エンドリケリーの亜種。ザイールやタンガニーカ湖に生息。

ラプラディー:ビキール・ビキールの亜種。全長は70cmほど。小離鰭は13-15本。セネガルやニジェールなど西アフリカに広く分布。

<アミメウナギ属>アミメウナギ:体長は90cmにもなる。「ウナギ」とは全く別の魚だが、和名のとおり極端に細長い体型をしている。腹びれがない。

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